今回は「高齢者の歩きと転倒」についてです。
日本での転倒の発生率は地域高齢者では約20〜25%と報告されており、転倒によって骨折などを受傷することで寝たきりになる可能性が高くなると考えられます。
[参考]
転倒の経験がある人とない人で歩き方を比べた時に、転倒を経験したことがある人は、
「歩く速度が遅い」
「歩幅が小さい」
「歩調の変動が大きい」
といった特徴があるといわれています。
これはただ単に歩く速さや歩幅の問題だけではなく、歩き方が不安定になると転びやすいということを示しています。
また米国老年医学会のガイドラインにおいても、歩行能力が低下することで転倒発生の危険度が2.9倍になる、と報告されています。
さらに転倒の多くは、歩いている際に起こることからも歩く能力の低下は転倒につながる可能性が高いと言えます。
そのため転倒を予防するための方法の一つとして、
「歩く能力が低下していることに気づくこと」
また、
「これらを予防すること」
がとても大切になってきます。
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