転倒の理由として最も多い「つまずき」を防ぐための運動を「つまずきによる転倒とその予防法」の記事でご紹介しました。
今回は「歩く時にしっかり足が上がるためには〜腸腰筋の重要性〜」についてです。
腸腰筋は
①股関節を曲げる
②骨盤を前傾させる
③腰の骨を前に反らせる
という働きがあります。
腸腰筋が働くことで足を持ち上げることができます。
また、腸腰筋はインナーマッスルの一つで骨盤を安定させる重要な役割もあります。
腸腰筋がうまく働かなくなると、骨盤が後ろに倒れ、丸まった姿勢をとりやすくなり、姿勢の崩れの原因となります。
これらのことからも、転倒を予防するための重要な筋肉の一つとして腸腰筋が大切なことがわかるかと思います。
この筋肉を鍛える方法として、椅子に腰をかけてゴムチューブを太ももの中央部分にかけます。
膝からではなく股関節から動かすことを意識しながら真上に太ももを持ち上げます。
そしてゆっくりと下ろすことを繰り返します。
この際、骨盤をしっかりと前に起こし、姿勢を良くしてまっすぐ脚を持ち上げることを意識して行ってください。
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